経済的自由目指し男

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投資の始め方と流れ④:非課税口座の種類選定

今回は、「非課税口座の種類選定」について投稿します!

 

投資の始め方と流れ①では、全体の大まかな流れとして

以下の5つのステップを書きましたが、

今回は「3. 非課税口座の種類選定」の詳細について投稿します!

1. 投資目的の決定

2. 月間投資額の設定

3. 非課税口座の種類選定(一般NISA or 積立NISA)

4. 証券会社決定

5. 銘柄選定

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今回は以下の流れで説明していきます!

①利益にかかる税金について

②二つの非課税口座の違いについて

なお、今回はジュニアNISAと新NISAの説明は省略させていただきます!

 

まず、①利益にかかる税金ついて説明します!

投資では、運用益が出ている株を売却したり、配当金を受け取ったりして、

利益を確定すると税金がかかります

(運用中で利益を確定していない含み益の状態では税金はかかりません)

その税率は「20.315%」です!税の内訳は以下の通りです!

・所得税15%

・復興特別所得税0.315%

・住民税5%

 

税金で利益の20%以上を持っていかれるので、とても大きな影響が出ます!

例えば、100万円で購入した株を200万円で売却した場合、

利益が100万円ですが、100万円の20.315%の

20万3150円が税金で引かれるため、実質の利益は80万円未満になります。

 

余談ですが、岸田総理が「金融課税を強化します」という発言をした際、

投資家からかなりの批判が出た理由も納得できますよね。

約20%の時点で十分高いです…

 

ちなみに、マーケット・経済専門チャンネルの日経CNBCが今年1月末に

投資家を対象に岸田総理の支持率を調査した結果、支持率は3%でした!

金融課税強化は投資家の逆鱗に触れてしまいます!

 

さて、話を戻しますが、投資の利益には20%以上の税率が課されますが、

これを非課税にすることができます!

それが非課税口座です!

非課税口座には、一般NISA積立NISAがあります!

次に、それらの違いについて説明していきます!

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ここからは、②二つの非課税口座の違いについて説明します!

初めに簡単な説明をした後、両者を比較していきます!

【一般NISA】

・非課税投資枠:新規投資額で毎年120万円が上限

・非課税期間:最長5年

・非課税対象:株式、投資信託、配当金等

 

【積立NISA】

・非課税投資枠:新規投資額で毎年40万円が上限

・非課税期間:最長20年

・非課税対象:金融庁が厳選した投資信託のみ

 

まず、一般NISAは毎年120万円と大きな金額の枠を使える分

期間は5年と短くなっています

120万円/年 × 5年で最大600万円が非課税になります!

毎年の運用額が多く、比較的短期で利益を出していく人におすすめです!

 

次に、積立NISAは毎年40万円と少額の枠ですが

期間は20年と長くなっています

40万円/年 × 20年で最大800万円が非課税になります!

毎年の運用額が小さいですが、コツコツ利益を出したい人におすすめです!

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非課税口座の恩恵の具体例について説明します!

例えば、非課税期間に保有銘柄が5倍の金額になったとしても、

非課税期間で増えた分には税金はかかりません!

具体例として、一般NISAで120万円で購入した株が、

5年後に600万円になったとします!

購入時から480万円増えましたが、非課税期間なので、税金はかかりません

なお、翌年更に100万円増えて700万円になった場合、

非課税期間外で増えた100万円には税金がかかります

 

ここで、初心者へのおすすめは圧倒的に積立NISAです!

以前投稿した通り、投資の基本は「少額から始め、長期で積み立てる」ことです!

そのスタイルと合致するのは、積立NISAだと思います!

また、合計の非課税枠も一般NISAより200万円も大きくなっています!

 

積立NISAで、毎月積み立てている人が多いですが、

年間上限が40万円なので、40万円 ÷ 12で毎月33,333円積み立てれば

上限を使いきれます!

毎月約3万円なら挑戦できる人も多いのではないでしょうか?

 

また、後日説明しますが、積立NISAで購入できる投資信託は、

投資のプロが買い付けや運用・管理をしてくれるため、

基本はほったらかしで良いので、初心者の方でもかなり運用が簡単です!

 

皆さんは一般と積立どっち派でしょうか?

(積立NISA激推しですが、私は一般で運用しています!笑)

 

今回はここまでです!

次回は、「証券会社決定」について書きます!

次回も見ていただけると嬉しいです!

それではまた!