経済的自由目指し男

経済的自由を目指す20代後半男性の活動

【2日連続必見!】民間保険の多くが加入不要!その3つの理由

今回は、「民間保険の多くが加入不要!その3つの理由」について投稿します!

 

日本人は保険好きと言われており、

生命保険文化センターの調べでは、一世帯当たりの年間保険料は

平均で38.5万円と試算されています。

つまり、毎月3万円以上保険にお金を払っていることになります。

 

さて、今回は、この毎月3万円以上払っている保険の多くは不要

ということについて説明します!

 

理由は大きく3つです!

①社会保障制度の一つである医療保障により国に手厚く守られているため

②社会保障制度の一つである年金保障により万が一の場合も守られるため

掛け金は保険会社の利益として多くを持っていかれているため

 

①~③について詳細に説明していきます!

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①医療保障により国に手厚く守られている

医療保障により、歯医者や皮膚科など、普段かかる病院の自己負担金が

3割で良いことは皆さんご存知だと思います!

 

医療保障にはそれ以外にも保障があります!

その一つが「高額療養費制度」です!

これは1ヶ月の医療費の内、限度額を超えたお金が戻って来る制度です!

 

年収によって戻って来る金額は異なりますが、

100万円の医療費を払った場合、高額療養費制度で戻って来る金額は、

年収500万円なら約91万円

年収800万円なら約83万円

年収1000万円なら約75万円

となります!

 

日本人の年収の中央値が433万円であることから、

過半数の人は、100万円の医療費を支払った場合でも、

9割以上が戻ってきます

 

つまり、毎月3万円保険にお金を支払っている場合、

掛け金を3ヶ月分貯金すればもしもの時のお金を支払えます!

 

私は大学生の頃、盲腸で緊急手術をして3日間入院したことがあります。

この時の費用は68万円で、請求書を見て絶望しましたが、

高額療養費制度を活用しました!

その結果、支払い額は数万円程度で大学生の私でも余裕で払えました!

 

病気になった時に備えて保険に入っている方は、

高額療養費制度を考えた場合、本当に高い保険金を支払って

備えておいた方が良いか一度考えてみてはいかがでしょうか。

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年金保障により万が一の場合も守られる

年金と聞くと、定年後にもらえるお金をイメージしますが、

実は、『老後年金、障害年金、遺族年金』の三つに分かれています!

そのため、障害認定を受けて働けなくなった場合や

一家の大黒柱が亡くなった場合のような万が一の場合でも受け取れます

 

例として、遺族年金について説明します!

一家の大黒柱が亡くなり、妻と18歳未満の子供1人がいるケースでは、

夫の年収300万円の場合は、毎月約11万円が支給され、

年収が500万円の場合は、毎月約13万円が支給されます!

上記は、夫が会社員・公務員の場合です!

自営業の場合は毎月約8.5万円が支給されます!

 

このように、年金保障により、万一の場合も保障されているため、

一切の収入がなくなり、即座に生活が困窮することはないです

遺族年金を受け取りながら生活を立て直すことが可能なはずです!

 

高額療養費制度の時同様に、本当に高い保険金を支払って

備えておいた方が良いか一度考えてみてはいかがでしょうか。

 万が一の場合も国の支えがあることから、

貯金や資産運用に回した方が備えになる場合が大半です!

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掛け金は保険会社の利益として多くを持っていかれている

保険会社がCMをたくさん流して、保険を販売するのはなぜでしょう?

それは、皆さんが保険に入ることで会社が儲かるからです

それでは、保険会社が儲かるのはなぜでしょうか?

それは、皆さんから集めたお金より、会社が払う保険金が少ないためです!

つまり、多くの人は保険に入ることで損するようになっています

 

保険に入っている方は、手数料がどのくらいかかっているか知ってますか?

たとえば、投資のETFや投資信託では、信託報酬として、

手数料が明記されています!

一方、保険では基本手数料が記載されない場合がほとんどです

なぜなら、保険は手数料の割合が高く、

保障に回されている部分が少ないことを開示しないためです。

 

大学の後輩に、保険会社のアクチュアリーとして働いている人がいます!

その人に話を聞いたら、病気の確率から保険金を決定しているようです!

要するに、保険会社が支払う金額が皆さんから受け取った金額より

少なくなるようにしています

ちなみに、受け取った手数料は投資に回すことがほとんどだそうです!

つまり、保険に入ってもらうことで投資資金を集めています!

 

保険が被保険者のためではなく、会社の利益のためということは、

病歴がある方や高齢の方が加入できる保険が限られる点からも

推測できると思います。

 

また、積み立て型保険もありますが、本来貯金と保険は別でやるべきです!

しかし、保険会社はそれを合体させることで手数料を多く受け取れるため、

積み立て型保険を販売します

また、積み立て型は30年後などに積み立て金を受け取れますが、

これには重大な落とし穴があります!

それは昨日記事にした『インフレのリスク』です!(以下に記事あります)

30年後と現在のお金の価値には雲泥の差があります!

fire1192296.com

 

ここまで、民間保険の多くは不要な理由を書いてきました!

しかし、必要な保険もいくつかあります!

それは対人対物の保険です!

社会保障は、自分の身に不幸が起きた場合は手厚く保障してくれます!

しかし、対人対物については保障が弱いため、

自動車、自転車、火災保険などはあった方が良いと思います

 

私も会社から義務化されているので、自転車と火災保険は入っています

合計でも毎月500円未満です。

なお、上記以外の保険には加入していません(車持ってないです)!

また、盲腸以外で大きく体調を崩したこともないので、

保険に入っておけばよかったと思ったこともありません。

もし保険に入っていたら掛け金は無駄になっていました!

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今回はここまでです!

皆様の家計見直しのきっかけになると幸いです!

 

明日は祝日のため、ブログの更新はお休みしてTwitterを更新します!

24(木)はそういえば書いていなかった、

「経済的自由獲得の目標年齢」について投稿します!

 

良い休日をお過ごしください!

それではまた!